ニュースリリース
メインイメージ
ニュースリリース
ニュースリリース
協会セミナーが開催されました。(ご報告)
~安全・安心に取り組んでおります~「SDGsへの取り組みについて」
開催にあたりまして、西脇 会長からご挨拶があり、
①この協会セミナーは、給食サービスの様々な問題・課題に対し、会員企業の皆様が日々取り組んでいる改善や工夫を発表して頂く機会として、今回で18回目を迎えたこと。
②セミナーのテーマは、昨年に引き続き「SDGsへの取り組み」をテーマとしたこと。
③本日のセミナーでは、会員企業のメーキュー株式会社様と一冨士フードサービス株式会社様の2社から発表して頂くこと。
④「SDGs」への取り組みは、貧困や飢餓から環境問題、経済成長やジェンダーに至る広範な課題を網羅しており、豊かさを追求しながら地球環境を守り、人々が人間らしく暮らしていくための社会的基盤を2030年までに達成する事が目標とされていること。
⑤私共、日本給食サービス協会会員の各企業の中でも、安全・安心でおいしい食事を提供すると共に、CO2やフードロスの削減、環境負荷を考慮した食材の使用、食育の推進など、多くの企業が「SDGs」に取り組んでいること。
「SDGs」も浸透し、環境と人へのやさしさを理解し、実践し始めてきたこと。
2つの会員企業の実践例を皆さんと共に勉強したいと思うこと。
⑥発表者の皆さんには、ご多忙の中、ご準備頂き、お礼申し上げるとともに、本日お忙しい中、ご来場頂き、セミナーにご参加頂いた会場の皆さんに厚く御礼申し上げますとのご挨拶がありました。
今回の発表は、以下の2社の会員企業から、「SDGsへの取り組み」につきまし て、実際にSDGsに取り組んでいく上での苦労話や工夫した点など、具体例を挙げ て頂きながら発表して頂きました。
-
「地域社会の持続可能な未来を目指して おいしさへの一歩を、毎日」
メーキュー株式会社
社長室室長 橋立 謙太郎 様
ソリューション営業部マネージャー 早川 由佑子 様 -
「SDGs推進で未来の元気を創造」
一冨士フードサービス株式会社
社長室次長 高野 美智子 様
1のメーキュー株式会社様からは、2021年からSDGsのための取り組みを開始し、3年間の取り組みで全社活動へ進展し、2023年には、持続的かつ自律自転する組織を目指した管理職による委員会を設置し、部署を跨いだ横断的な活動でSDGsを推進することとした。主な取り組みとしては、スマート農業推進と食品ロス削減のための取り組み、カーボンニュートラルのための取り組み、リデュース(廃棄物発生抑制)への取り組み、健康づくりのための取り組み、女性管理職の活躍推進に向けての取り組みについて、写真や動画を用いた事例を交えて報告して頂き、これまでの取り組みを通じて、持続可能な未来を実現するためには、一人ひとりが出来るこ とから行動を起こすことが大切であると感じ、私たちの取り組みは小さな一歩かもし れませんが、それぞれが積み重なることで大きな変化を生み出すことになりますとの発表がありました。
2の一冨士フードサービス株式会社様からは、SDGsの方針であるトップコミットメント、マテリアリティ、当社の持続的成長のための基盤の説明後、SDGs推進のプロセス、マテリアリティ策定までの道のりとして、2030年の当社のありたい姿であるインパクトストーリー、ステークホルダーヒアリング(アンケート調査)の実施、優先課題のバリューチェン上の分析、経営層向け研修の実施(SDGs推進と企業価値向上について)、マテリアリティを特定(ステークホルダーと当社の重要度を評価し、10の重要課題を特定)・決定し、当社の本質的な強みである「寄り添う」をテーマに、【お客様】【未来】【環境】【社員】に寄り添い、共に成長していくことが、ビジョンである「お客様と社員に愛される会社」につながり、コーポレートスロxーガン「未来の元気を創造する」企業であり続けるという、意思表示を表現したこと。また、成果目標策定プロジェクトのゴールとして、重要課題ごとに成果を測る「指標・数値・期限」を設定し、指標・目標を決定したことにより、これまでの浸透活動と今後の取り組み課題を推進していくことで、私たち給食会社には、どのような時も「お客様に食事を提供し続ける」という社会使命があるので、これを維持し続けるには、SDGs・サステナビリティへの取り組みは不可欠と考えていることなど、具体的な事例を交えて発表がありました。
また、会場では当協会における協会セミナーの責任者であります東教育研修委員長が進行役となり、各社の発表終了後それぞれ質疑応答があり、終了致しました。
今回は、150名以上の参加者に、最後まで熱心に聴講して頂きました。
今回の協会セミナーの資料を、後日協会HPに掲載を予定しております。